【悲報】サーフィンでApple Watchが故障!? 後悔のポイントまとめ

サーフギア
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突然ですが、Apple Watchがついに故障しました。
年間で160日以上は海に入る筆者は、サーフィン中は必ずログを取っており、Apple Watchが大のお気に入り。海では必ず着用していて「全然大丈夫」と主張していたのですが…先日ついに故障してしまい、非常に凹んでいます。

購入したからには遠慮なくフル活用したい性分の筆者としては、機械である以上ある程度の故障系はやむなしと考えていたものの、実際は凹みますね。

今回は、その故障内容と、今だから思える「やっておけば良かった」と感じる点をシェアしたいと思います。

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今回の故障内容

故障といっても、筆者のAppleWatchはまだ十分に使えます。

では何が故障かと言うと、、先日「マイクが機能しない」ことに気付きました。

これは以前のブログ内でも少し触れていたのですが、、、最近Siriの反応が悪いなというところから始まり、いつからか全く反応しない状態となりました。

最初は、自分のやり方や設定の問題かと思っていたのですが、別件でボイスレコーダーでも何も録音されないことが判明し、完全に故障であると認識しました。

・・ちなみに、他の機能は全て通常通りに使えるので、マイクを全く使用しない状態であれば特に不自由ない状態なのですが、、、セルラーモデルを所有している筆者は、iPhoneが近くにない外部からの通話や音声入力、Siriやボイスレコーダーもそこそこ活用しているので、マイクが使えないとなるとApple Watchの便利さが半減、これは致命的なため、修理または買い替えを余儀なくされている、という状態です。

修理依頼前の確認事項

今回事象について、まずはAppleサポートに問い合わせ。チャットでのヒヤリングの中で、担当者さんより「試して欲しい」と言われた内容は以下。

①端末の再起動
②iPhoneとApple Watchのペアリング解除
③バックアップからの復元ではなく、新しいApple Watchとして再ペアリング
※②③は安定したWi-Fi環境のある場所で、という条件。

結論としては、①~③まで行っても状態は変わらず、残念ながら早々と修理確定となりました。修理となれば、気になるのがその費用。そもそも筆者は中古品を購入しているので、既に保証期間外ですし、通常なら結構痛い出費です。

初期化後の画面。手動ならSiriも問題なく起動しますが、何を話しても反応なし。ボイスレコーダーでも何も録音されず、マイクの不良が確定、、

修理は店舗持ち込みor配送修理、金額5万円超え汗

保証期間外の端末修理となれば、有償での修理手配となりますが、その選択肢は基本的に以下2択です。

◆店舗への持ち込みで修理依頼

Apple Store、もしくはApple 正規サービスプロバイダへ予約の上、店舗からAppleリペアセンターへ発送。修理が完了次第、再度来店して受け取る。
※即日の修理ではなく、数日後に店舗での受け取り

◆発送修理での依頼

Apple側が手配する宅急便にて、Apple Watchを一度送り、修理後に返却される方法。この場合も、配送料はかかりませんが、代用機の貸し出しは行なっていない、とのこと。
※修理後の返却まで、5~7営業日とのこと。

上記の通り、発送の場合も送料はかからず、どちらの場合も修理金額は「53,800円(税込)」ナリ、、

金額は保証の有無やモデルにも異なりますが、以下ページで事前確認も可能です。
https://support.apple.com/ja-jp/watch/repair

今だから思う「やっておけば良かった」こと

使うからには、ある程度は覚悟していたわけですが、当然ながらできれば故障は避けたかったのが本音です。

ここからは完全に筆者の主観ですが、今だから思う「もっとこれやっておけば良かったかな?」と感じている点を参考までにシェアさせていただきます。

マメな洗浄

体感的に「全然平気そう」と思って使い続けていたApple Watchですが、サーフィン=海水での使用ですから、思っていた以上に潮の問題はあったかもしれません。
もちろん、海から上がっても洗わずにそのまま、なんて扱いは一切していませんが、今思えば、シャワーついでにさっと水で流す程度がほとんどでしたし、実際、今回の事象で久しぶりにバンパーケースを外してみたら、隅に固まった潮が残っている場所もありました。同様に、ウォッチのスピーカーやマイク部分などに潮が不着している可能性もありそうな気がします。
これはもう少し意識して、海上がりは必ず、流水でしっかり潮を洗い流すくらいの意識が必要だったかもしれません。

マメな排水

上記の洗浄の延長ですが、「マメな排水」についても、もっと意識するべきだったかなと感じる点のひとつ。
ご存知の通り、Apple Watchは防水ロックを解除する際に、スピーカー部分に残っている水が排出される仕組みになっています。
自分はサーフィン=Dawn Patrolを必ず使用しているので、当然サーフィン終了時は常にこの排出作業が行われることになります。
※セッションスタートで防水ロックが自動的にON、このセッションを終了するためには防水ロックをOFFにする必要があるため、この時点で水が排出されます。

How the Apple Watch Ejects Water in Slow Mo – The Slow Mo Guys

ですが、海上がりには(Dawn Patrolを終了させるために)必ずビーチで排水を行っているものの、その後に自宅に戻った後は、シャワーついでにWatchも水洗いするだけ、そんなシチュエーションが多かったようにも思えます。

今思えば、後のシャワー時やWatchを水洗いする際にもマメに防水ロックを活用して「水をかけた際には必ず排水作業を行う」くらいの心持ちでいるべきだったかもしれません。

これは、あまりに毎回のことだったため、少し対応がおろそかだった自覚もあり反省している部分です・・

充電時も残った水の乾燥を意識!?

最後に、これは正直まゆつば系かもしれませんが、「(Ultraを除く)Apple Watchは防水ではなく耐水」とうたっているAppleでは、ウォッチが水濡れした場合の対処法として、以下内容を記載しています。

(Apple Watch が濡れた場合は)水分を取り除くため、糸くずの出ない柔らかい布で拭き取ってください。熱で乾かしたり、エアダスターやスプレーは使わないでください。運動の後や、汗をたくさんかいた後は、Apple Watch、バンド、肌をきれいにし、乾かしてください。泳いだ後は、Apple Watch Series 2 以降を温かい流水で軽くすすぎます。その後、Apple Watch とバンドをよく乾かしてください。
(中略)Apple Watch が濡れて、スピーカーの音が聞こえにくくなった場合は、以下の手順(防水ロックを解除して水を排出すること)で対処してください。開口部 (マイクやスピーカーのポートなど) に何かを差し込んだり、本体を振って水を切ったりしないでください。Apple Watch を一晩中充電しておくと、早く乾く場合があります。

https://support.apple.com/ja-jp/HT205000 より抜粋

上記後半部分、「一晩中充電しておくと早く乾く場合がある」という点、仮に今回がマイク部分の水没または潮の影響だったと仮定するなら、、、もしかしたら、充電時はマイク部分が下方に来るように意識しておけば、多少なりとも水の排出/乾燥という意味での故障の予防になった可能性もありますかね??
これはあくまで想像の範囲、実際には、マイク側の側面より、スピーカー側の側面の方が(構造上は)水没の可能性は高そうな気もするので、何が正解かも分かりませんが、、
マイクが調子悪いな?と感じたタイミングでは、充電時のWatchの置き方も意識すべき部分があったかもしれません。

以上、これらはあくまで筆者の主観。「これをやれば故障しなかったかも」と言い切れる内容では全くありませんが、、、
個人的には、再発防水のため今後はさらに意識しようと思った部分です。

サーフィンする際にApple Watchを使用している方、少しでも水没リスクを軽減したいと考えている方は、ぜひご参考いただければと思います。

結論:修理するのか、しないのか

今回、筆者の結論としては、修理費は高額ですが、幸いにも(AppleCareではない)端末修理用の保険に加入していたため、このまま修理を依頼する予定です。

これは私自身、Apple Watchではマイク機能の活用度が高いという点もありますが、やはり今後のことを考えて、この機会にApple Watch Ultraへの買い替えを検討しているから。これまで使用していたSeries 6は修理後に売却しようと思っています。

今回内容のように「今後は気を付けたいこと、意識しておきたいこと」などはありますが、「Apple Watchは防水ではなく耐水」とされている通り、今後も海でフル活用するなら、やはり水中でも安心して使用できそうな「Ultra」が良いのは間違いないでしょう。

ちなみに、通常のApple Watchに比べ高額なUltraですが、筆者がSeries 6を購入した際と同じ、中古品の購入で費用を抑えたいと思っています。今現在で初代Ultraの中古相場を見ると、程度そこそこで8万円台が最安値のラインという感じですね。今年Ultra 2の発売により、初代モデルの中古価格がさらに下がってくる可能性もあるかと思います。

すでにApple Watch信者になってしまった私としては笑、もうApple Watchなしの生活、Apple Watchなしのサーフィンは考えられませんので、Ultra購入後はその使用感などもレビューしたいと思っています。

もちろん、たまに海でも使う程度の利用であれば、旧シリーズの中古品でも十分に使用できると思いますので、値段がネックでイマイチ踏み込めない方は、お試しで中古の旧モデルを購入してみるのも大いにアリかと思います。

サーファーでも、サーファーでなくとも、スマートウォッチ志向の方ならApple Watchは本当におすすめ。
一度使ったら(使いこなせる人ほど)手放せなくなりますよ~


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